スペインは美食の国です。美味しいものがたくさんありますし、まだまだ知らないご当地グルメがあります。
今回も、「食」は巡礼路の楽しみの一つでした。
朝食 – Desayuno
今回もいくつかのalbergueで朝食を食べることができました。有料ではありますが、hospitalero自らコーヒーを入れてくれたり、パンを焼いてくれたりと至れり尽くせりの朝食で一日をスタートできるのはとても嬉しいことですし、朝食をとりながら他の巡礼者との貴重な情報交換の場になります。
一方で、バル・カフェの開店時間はほぼ8時ごろ。宿の近くで食べてから出かけると出発時間が8時半から9時ごろになります。今回は同行者が「朝食を食べてからじゃなければ歩かない!」主義のため、出発時間がほぼ9時近くになってしまいました。
朝食はほぼトーストとお茶類。トーストはpan con tomateであったり、ジャム付きのトーストだったり、お腹がすいていればtortillaを食べたりと日々変えていました。Bilbaoでの朝食は開いているお店がスターバックスだけだったので、入りましたが、スペインのスターバックスにはpan con tomateがメニューにありました。
Menú del día - 定食
スペインの昼食は13:00 – 13:30がスタートで、15:30 – 16:00ごろまでレストランが開いています。この時間帯の食事が一番重く、しっかり食べるcomidaと言われる食事です。
夜はAlbergueなどで食べる場合は19時くらいから食べられますが、レストランが開くのは早くても19時半過ぎ、大体は20時からです。私は昼にしっかりと食事を摂り、夜は日中に買っておいたものを軽く食べて済ませました。
多くのレストランにはmenú del díaと言われる定食があります。第1のお皿、第2のお皿、パン、デザートにワインまたはお水が付いています。(私はアルコールが飲めないのでお水の一択です)料金は€15.00から€20.00くらいが目安です。ボリュームもたっぷりあり、大抵はお値段以上の満足感があります。昼も夜も同じメニューで提供しているレストランもあります。
昼に食べる場合、時間的には1日の行程が終わり目的地に着いたところでこの定食を食べることになります。そして残りの午後の時間は洗濯や買い物、日記を書いたり、翌日の支度や休憩をして過ごします。
下記には参考までにいくつかのサンプルを載せておきます。
単品も美味しい!
定食は食べきれないので少しだけで、という時には単品でも美味しいものがたくさんありますが、かえって高くなりがちです。
Postre – デザート系
甘いものはとことん甘いスペインのお菓子。北の道で通るVillaviciosaはリンゴの町。リンゴのタルトは忘れずに食べておきたい逸品です。その他、美味しいスイーツが各地にあります。
番外編 ちょっと残念なお料理
巡礼中は歩くために何でも美味しくいただく、というのが信条ですが、これって?というお料理にも時々出あいます
”フレンチオムレツ”を注文したらこれがでてきました。日本でこれをオムレツというかは疑問です
ハムエッグを注文したら、これがでてきました。せっかくの生ハムを何故焼いた?生ハムは生のままが絶対美味しい!
記事に記載されている情報、価格などの数字はは2024年9月10月現在のものです。渡航の際は最新情報をご確認ください。