宝登山

低山ハイク

2月に入って蝋梅の季節になりました。

御岳山や高尾山も良いけれど、この時期に楽しめる行ったことのない山は無いだろうかと探していると、「宝登山」が目に留まりました。

アクセスに少し時間はかかるれど、秩父鉄道の野上駅から直接登山口まで歩けるのは魅力です。

早速計画を立てて、2月上旬、お天気の良い日を選んで登ってみました。

行程

野上駅 → 長瀞アルプス登山口 → 野上峠 → 小鳥峠 → ナラ沢峠 → 宝登山北登山口 → 宝登山山頂 → 宝登山神社 → 長瀞駅

御花畑から秩父鉄道に乗ると多くの登山客がいます。殆どの人は長瀞駅で降りるに違いない、と思っていましたが、意外なことに、この多くの登山客は同じ野上駅で降りたのでした。

事前に調べてあったので、駅を出てから直ぐに歩き始め、10分ほど先にある登山口手前の観光トイレに立ち寄り、そこで身支度を整えて9時30分に登山開始です。

緩やかに登って行き、途中からは尾根沿いに歩きます。冬枯れの山道ですが、葉が落ちているので景色は良好です。

途中、木々の間から黒く光るものが見えました。湖か溜池かと思いましたが、よく見ると林の向こうにソーラーパネルが山の斜面一面に並んでいました。木々に葉が茂っている季節には見えないのかもしれませんが、驚く光景です。

ずっとなだらかな山道を登って行くのかと思われた頃、一旦林道を歩き、宝登山北登山口の先から急登が始まります。200段の階段を登って行きます。

階段はいくつかに分かれており、終わったかのように思えても、また先に出てきます。そして山頂直下にはほんの少し岩場があり、それを超えると山頂に到着です。

麓からロープウェイのアクセスもあるため、山頂は多くの人出賑わっています。

正面、南に見える形の良い山は武甲山。その間に見える町は皆野でしょうか。

山頂には宝登山神社の奥宮があり、多くの人達が参拝しています。奥宮を守るの狛犬はここでは山犬さまです。宝登山神社の由来に起因しています。

山頂の下には蝋梅園、SUSABINOテラスと呼ばれるデッキ、山頂レストハウス、また、宝登山ロープウェイ山頂駅があり、ヴィレッジのようになっていました。

柔らかな冬の陽ざしの下、多くに人がお弁当を広げていました。

お目当ての蝋梅はまだ三分咲きといったところでした。

SUSABINOキッチンでは天空むすびセットが提供されています。5種類のおむすびから2種類と小鉢、お味噌汁が付いています。平日だったため、ここでお昼を決めてきましたが、週末は早々に売り切れるそうです。

カフェのなかから長瀞アルプスを眺めつつおむすびを頂きました。

下山は長瀞駅を目指して下ります。関東ふれあいの道を歩くこと40分。麓の宝登山神社に着きました。大きくはありませんが、正面に龍が彫られたどっしりとした御社殿です。

宝登山という名前の由来に興味があり、調べてみました。元は「火止山=ほどさん」でした。

以下は寶登山神社のホームページより抜粋したものです。

「今からおよそ1900年の昔の事、第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定後に秩父の地にお入りになり、秀麗な山容に魅了されミソギを済ませ山頂へと向かいます。しかし突然の山火事に進退が極ったその時忽然と山犬たちが出現し瞬く間に火を消し止め、尊一行を頂上まで案内すると山犬たちは姿を隠してしまいました。この不思議に尊は山の神が御眷属の大口真神たる山犬をお遣わしになり、自分たちを救ってくださったとお悟りになり、山頂に神籬を設え尊の祖先にあたる第一代神武天皇・山の神の大山祇神・火の神火産霊神を祀り、山の名を「火を止める山」と表し「火止山=ほどさん」と定めました。このことが寳登山神社の始りと伝えられるのです。」

宝登山は安全な登山道をゆったりと登れます。蝋梅や梅園でも有名ですが、次回は福寿草の頃にもう一度登ってみたいと思っています。

野上駅⇔宝登山の登山道は途中私有地を通ります。そのため、協力金として100円を入れるボックスが設置されています。 また、同様に、長瀞アルプス登山口の観光トイレも100円の協力金を入れるボックスが設置されています。 通行する際、またトイレを利用する際にはお忘れなく。

今回の動画をInstagramに掲載しています。そちらもご覧いただければ幸いです。宝登山