礼文島 ②

歩き旅

礼文林道コースと桃岩展望台コース

行程  10.7km 4hrs.48mins.

宿泊旅館 → 礼香寺 → 礼文林道コース起点 → ウスユキソウ群生地 → 礼文林道コース起点 → 桃岩展望台登山口 → 桃岩展望台 → つばめ山 → 元地灯台 → 桃岩展望台知床口 → 北のカナリアパーク → 第二差閉バス停

ウスユキソウを目指して

前日のような晴天を予想して開けた雨戸でしたが、周囲一面に靄がかかっていて海も見えませんでした。霧が晴れることを期待して午前8時前に出発します。

旅館からレブンウスユキソウ群生地への入り口である元地口までは約2㎞、徒歩で30分もかかりません。ここからが山道です。

ハイキングコースにはお花がたくさん咲いています。ヤマブキショウマ、コウリンタンポポ、レブンシオガマ、イブキトラノオ、エゾカンゾウ、チシマフウロなど。周囲は相変わらず霧に覆われ、反対方向から来るハイカーの姿もボンヤリしています。

そろそろウスユキソウの群生地かと思われたころ、ふと足元を見るとレブンウスユキソウが咲いていました。初めて見るこの可憐な花は、霧で小さな水滴をたくさん纏っています。ふっくらとした白い花のような部分は実は苞葉、花を包む葉だそうです。実際の花は、その苞葉の真ん中にある小さなレモン色の丸い部分です。

いよいよ”レブンウスユキソウ”の群生地に入りました。最初は足元に咲いている花を見つけましたが、目線を上げると斜面にはあちらにもこちらにも本当に”群生”しています。

この日は霧だけでなく、風も強く周囲の草花と共に大きくなびいています。何とも美しい光景です。

驚くほどたくさんのレブンウスユキソウを見てから元地口まで戻り、次は桃岩展望台を目指します。

霧と強風

桃岩登山口から登っていきますが、強風と霧は続いています。このハイキングコースにはオオハナウドの他にイブキトラオが最盛期を迎えており、他の植物よりも少し高い位置でさわさわとたなびくピンクの花がとてもきれいでした。

このコースにも、注意して歩くとレブンウスユキソウが咲いています。気を付けて観察していると背の高い植物の足元にひっそりと咲いています。

残念ながら桃岩は深い霧で全く見えませんでした。それでも晴れていたらさぞかし美しいだろうと思える周囲の光景です。

元地灯台まで歩きましたがこちらも霧に覆われて展望はなく、少し休憩をして「北のカナリアパーク」に向かいました。

北のカナリアパーク

「北のカナリアパーク」はロケ地が整備されて小学校の校舎が残っています。校舎の前には芝生の校庭があり、テーブルとベンチがいくつかあったので、そこで少し遅い昼食のお弁当を食べました。ここまで、霧と強風でお弁当を広げられる所はありませんでした。

吉永小百合さん主演のこの映画を私は観たことがありませんでした。礼文島に行く前に、amazon Prime Videoで観てから行きました。シーンの多くは雪に覆われ吹雪く礼文島でしたが、事前に観たことで土地の印象が違って見えました。

ここでバスの時間まで過ごし、第二差閉バス停から香深フェリーターミナルまで戻りました。

少し残念な天候でしたが、雨に降られることなく終日歩けたことと、前日の晴天がとても幸運だった事を実感する1日でした。

礼文島の地名

最初に礼文島旅行を計画した時に、「香深」が読めませんでした。ネットで検索して「かふか」と読むと分かりました。

そして「澄海」は「すかい」と読みます。

礼文、香深やスコトンなどはアイヌ語が由来だそうですが、澄海は住民の公募で決まったとか。初見では読めないけれど、趣のある地名が多いように感じました。

差閉(さしとじ)、起登臼(きとうす)、宇遠内(うえんない)、鉄府(てっぷ)、鮑古丹(あわびこたん)、召国(めしくに)。皆さんは直ぐに読めますか?

霧でぬれた蜘蛛の巣。自然の造形美を感じます。

今回の動画をInstagramに掲載しています。そちらもご覧いただければ幸いです。(礼文島 礼文林道・桃岩展望台コース