秩父霊場を巡る歩き旅 其の二

歩き旅

4月に続き、今回も秩父巡礼のお供をさせていただきました。第三十番と三十一番札所を巡る予定でした。

午前8時45分に白久駅から巡礼開始です。

第三十番札所 瑞龍山 法雲寺(臨済宗)

白久駅から徒歩10分程の所にあります。道の両側に古い石塔があり、そこが入口になります。境内の木々は美しく手入れされています。木々には新緑の葉が生い茂り朝の陽ざしに輝いています。

その中の小道を進むとお堂に続く階段があります。階段両脇にはつつじが植わっていますが残念ながら花は既に散り始めていました。

階段を上がったところにある納経所前には見事な藤棚があり、今が満開でした。

庭園には池もあり覗いてみるとオタマジャクシがたくさん泳いでいました。

回廊を巡らせた朱色のお堂の屋根は裾を広げたような美しい四角錘です。

お詣りの際にはお堂の扉を開けて参拝することができます。中には楊貴妃観音といわれるとても美しい観音様がお祀りされています。

またお堂横にはお地蔵様が十数体並んでいます。どのお地蔵様も苔に覆われて長い年月そこにいらっしゃるのが分かります。

時間が早かったこともあり境内は訪れる人も殆どなく、とても静かでした。

初めて見るもの!

法雲寺を後にして三十一番札所を目指しますが、三峰口駅を通り、荒川を渡る白川橋を渡っていると橋の上からバンジージャンプをする所が見えました。

荒川の上をロープで繋いだ吊り橋がかかっていて、その半ほどにジャンプ台があります。

ジャンプのスタンバイをしている人が見えたので、せっかくの機会なのでジャンプを見届けることにしました。ライブでジャンプを見るのは初めてでした。

古道で迷う...

三十一番札所へは、途中の長い区間を県道37号線に沿って歩く道もありますが、山林を歩く江戸巡礼古道もあります。

今回は途中から古道へ入り、林道から一旦沢に下りて登り返す道を歩きましたが、沢を下りたところの標識が無く、違う尾根に出てしまったようで、山の中でロスト状態になりました。

ご一緒したお二人が方角を確認してくださいましたが、前回自分でYAMAPの地図をダウンロードしていたことを思い出し、その地図でも現在地と方角を確認し、来た道を少し戻って修正しました。

その後はほぼ剣道37号線沿いを歩き、途中の道の駅「両神温泉薬師の湯」でお昼をいただきました。

初めてのわらじカツ丼

ランチはお蕎麦とミニわらじカツ丼定食をいただきました。ミニでも十分に大きなカツで、お肉にしっかりと、ほんのり甘いお味がついています。

食後にはソフトクリームもしっかりいただき、後半の歩きに備えました。

三十一番札所を目指す後半戦

道の駅を出て程なくとても立派な山門とお堂がありました。

法養寺薬師堂でたまたま5月3日から7日まで仏像見学会が催されていました。この見学会では4年かけて修復された14躯のお像を拝見することができます。

お堂も含めてほぼ450年前に作られたものだそうです。偶然通りかかったのですが、貴重なお像を拝見することができました。

立派な山門です

その後はほぼ舗装された道路を歩き、両神地区で県道37号線から離れ三十一番札所を目指しましたが、途中のロストもあったため、今回は国道299号線、小鹿野町にある札所に一番近いバス停「栗尾」で終了となりました。

第三十番札所へは辿りつけなかったものの、この日の歩行距離はおよそ17.8kmになりました。

エピローグ

今回は江戸巡礼古道の途中、山中で迷う、という経験をしました。

巡礼の達人のお二人が一緒でしたので、全く心配はしていませんでしたが、私が一人だったら地図も読めずとても心もとないと感じました。

歩き旅初心者としては、事前に地図でしっかり確認して、地図に明確に出ている道以外は歩かない、標識がしっかりしているかの事前情報を確認して、標識を見落としてはいけないということを再認識しました。

今回は山の中で迷うということがどのような事かを身をもって経験しました。

とても貴重な経験でした。