冬の低山ののんびり歩きを楽しみました。
コース
武蔵横手駅 → 北向地蔵 → 子瀬名富士 → 物見山 → 日和田山 → 金刀比羅神社 → 日和田山登山口 → 高麗駅
8.6㎞ およそ4時間のコースです。
武蔵横手駅は無人のかわいらしい駅です。駅前に自動販売機がありますが、その他にお店は見当たりません。この駅から出発です。
すぐに山道に入りますが、整備されており、ほぼ平らな道を進みます。


五常の滝までおよそ30分です。入口に小屋があり、”入場料200円”と書いてあります。私たちの前にも人がおり、小屋の中にいる方と話していましたが、このところの晴天続きで滝の水がとても少なく、「入場料がかかりますが、それでも入りますか?」と聞いていました。ここは残念ですが、通過することにしました。
更に30分ほどで最初のポイントである北向地蔵に到着します。小さなお堂にお地蔵様が三体仲良くいらっしゃいます。周囲もきれにされており、ほほえましい佇まいです。
この地点は分岐になっており、物見山方面と鎌北湖方面に分かれます。私たちは物見山方面に向かいました。


険しい道もなく、おしゃべりをしながら木漏れ日の中を歩きます。お地蔵様から30分ほどで物見山、標高375mに到着です。
ここで、しばらくお茶を飲み、持参したパンを食べて休憩です。
少しばかりの登り下りがあり、日和田山・巾着田方面に向かいます。 分岐の標識には高麗駅前にある将軍標と同じ真っ赤な模様がついていて目立ちます。途中、蝋梅の木や展望のひらけたところから川苔山や棒の嶺などが見えます。




日和田山へは高麗側の日和田山登山口からしか登ったことがありませんでしたが、この日は北側から登頂です。遠く、街並みが良く見えます。
ここからほんの少し下れば金比羅神社で、鳥居から巾着田が見えます。何度か訪れていますが、毎回この景色には圧倒されます。巾着田の不思議な形と、よくぞ鳥居にぴったりと収まるものと感心します。
ここからはさすがに富士山は見えないと思っていたら山並みの向こう側に真っ白な富士山の山頂が顔を出していました。ここで富士山を見たのは初めてです。今まで気付かなかったのでしょう。


下山は女坂を経由して日和田山登山口に下りました。
楽しみにしていた下山後の阿里山カフェは残念ながら定休日で閉まっていました。チェック不足でした。
武蔵横手から登る初めてのコースでしたが、急登も無く、緩やかで穏やかな道をのんびりと歩ける楽しいハイキングになりました。


Instagramに動画を載せています。ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。日和田山