蕨山に登りました

低山ハイク

そろそろ本格的な梅雨の季節。雨の合間に蕨山に登ってみました。

行程

飯能駅 → (国際興業バス)名郷 → 蕨山 → 藤棚山 → 大ヨケノ頭 → 子ヨケノ頭 → 金比羅山 → 金比羅神社跡 → さわらびの湯(約5時間半のコース)

飯能駅から名郷行きのバスに乗りました。名郷行きの始発は7:54とゆっくりめの時間で、乗車時間は約50分です。事前の情報ではバスは途中で下車する人も多いが、満員になるので早めに並んだ方が良いとありました。20分程並んで待ちました。川又バス停で棒の折山に登る人たちが降ります。

終点名郷バス停にはトイレがありますが、混み合います。ベンチもあるので、そこで準備をして出発です。9時少し前でした。

林道を20分程歩いたところに登山口があります。そして、登山口を入って直ぐに沢を渡ります。しばらくは沢を何度か横切り、せせらぎを聞きながら登っていきます。

尾根沿いに歩いていきますが、南斜面は杉林、北斜面は原生林が広がっています。しばらく上ると岩が点在し始めます。一気に登る感じでした。

個の標識から登山道へはいります
直ぐにこの沢を渡ります

 11時前には蕨山のもう一つの頂上1044m地点に到着しました。こちらは開けていますが、ベンチも無い所なので、1033mの頂上地点に移動します。

山頂で昼食を摂って休憩です。

長~い下山でした

おにぎりを食べてから6.3km先のさわらびの湯を目指して下山しました。

尾根と岩場が交互に出てくる登山ルートで、湿度が高かったこともあり、じわじわと疲れが溜まっていきます。

下山も同じような岩場・尾根歩きが続きます。木々を見たり植物を観察しながら下ります。

木の途中から芽吹いている植物や、サルノコシカケを見つけました。また、最初は2本であったと思われる木がワイヤーで繋がれ、長い月日を経て1本になり、ワイヤーがそのまま木の中に取り込まれている不思議な木を見つけました。屋久島の夫婦杉は伸びた枝が同化して繋がっていましたが、それと同じ現象でしょうか?また岩場にしがみつくように伸びた松の木や、足元には生まれたての松の木がありました。

下りは延々と長く感じられましたが、鳥居をくぐり、金比羅神社のお社で参拝して「さわらびの湯」に到着したのはほぼ14時でした。

さわらびの湯では現在は食事の提供はしていないため、お風呂に入り、持参したお菓子を食べて休憩してからバスで飯能駅まで戻りました。

この時期は木々が茂っているため、尾根歩きをしても開けた景色は望めませんでしたが、遠くに視線がいかない分、木の根や生い茂る葉や足元の生まれたてのか細い木々を見ながら歩きました。

久しぶりに1000mを超えるお山をガッツリと歩いた感じでした。

蕨山からみた棒の折山