車山(霧ヶ峰)縦走

低山ハイク

8月上旬、夏山にチャレンジ。低山の範疇には入りませんが、車山(1924m)から南の耳、北の耳、男女倉山(ゼブラ山)を縦走するコースを行きました。

コースと装備

行程は車山肩駐車場から車山山頂に登り、3つのピークを縦走して八島湿原の東側を南下して車山肩駐車場に戻る行動距離約10.1km、4.5時間のコースです。

標高は車山肩駐車場辺りの約1800mから車山山頂1924mまで登ります。

車山肩駐車場 → 車山 → 南の耳 → 北の耳 → 男女倉山(ゼブラ山) → 旧御射山遺跡 → 車山肩駐車場

装備は雨具、行動食、お昼、お水500ml、お茶600m、ファーストエイドキットなどの備品。

7時に登山開始を目標に車山肩駐車場を目指しました。カーナビではうまく辿りつけなかった駐車場ですが、Googlemapでナビゲーションしてなんとか到着。目標の7時には登山を開始しました。

霧で覆われた霧ヶ峰

その名の通り、歩き始めは辺りが霧で覆われていましたが、その分涼しく、また遠くの方では所々で霧が薄くなっていたので、好天を期待して出発しました。

出発してまもなく、少し晴れた霧の向こうに八ヶ岳連峰が見えました。壮大で凛々しい山容に暫し立ち止まって見とれていました。八ヶ岳連峰が見えたのはこの朝の一瞬で、この後はずっと雲に覆われてその姿を見ることはできませんでした。

車山山頂を目指す登山道は、幅も広くきれいに整備されていますが、ゴロゴロした石の道が続きます。登山靴で来てよかったと思わせるゴロゴロ、ガレガレの道です。

山経験の浅い「私」にとっては、ずっと見晴らしがよい展望の開けた山道は初体験!常に見える大空と雲、周囲の山々を見ながらのトレッキングはとても気持ちよく、視線を上げて空や雲や山を見ながら時折足元の草花も見るという、見所盛沢山の行程です。

およそ30分で視線の先にドームのような建造物が見えてきました。石だらけの道をがんばって登ります。

出発から40分で車山山頂に到着しました。見えていた建造物は「車山気象レーダー観測所」でした。

朝ご飯を兼ねた休憩を山頂の展望デッキで取りました。観測ドームの周囲には夥しい数のツバメが飛んでいました。観測所の屋上かドームの当たりに巣があるようでした。

山頂には観測ドームと車山神社があります。山の安全を祈願するために建立。「天空の杜」とも呼ばれ、大山祇命(おおやまつみのみこと)が祀られています。お社の周りには柱が立っており、諏訪大社の御柱祭と同じく、御柱祭が執り行われるそうです。奥山から里へと大木を曳くのが他の御柱祭ですが、車山神社の特徴は1800mから山の急斜面や岩を越えて山頂まで曳き上げます。大木は「頂に登りつめて神となる」天空の御柱になります。

四隅を御柱で囲まれたお社は山々を見渡す場所にあり、威厳に満ちた存在でした。

車山山頂からは冬季はスキー場になる証ともいえる降雪機横の道を下ります。

熊笹の中にススキの穂が出始めています。眺望は良く、青い空に真っ白な雲が映えます。西側からみた蓼科山はまるで富士山のような姿です。

車山山頂からおよそ1時間で南の耳山頂に到着。さらに15分ほどで北の耳山頂。この辺りでも青い空にモコモコとした雲はかかっていましたが、良いお天気です。そして最後のピークは男女倉山(ゼブラ山)です。

男女倉山からは、藪漕ぎというほどではありませんが、熊笹の間の細い登山道を歩き、前半とは違った薄い石のガレ場を通り、遠くの頂に最初のピークの車山のレーダー観測所を見ながら下ります。

八島ヶ原湿原の東の端に下りてくると鹿よけのフェンスがあります。ここまでくればあとは整備された登山道を歩いて最後少しだけ登り返して車山肩に到着です。

日本百名山の1座である霧ヶ峰で緊張しましたが、1日を通して眺望を楽しみながら歩けた車山縦走コースでした。