盛夏の御岳山

低山ハイク

今年4月に訪れていた御岳山のロックガーデンへの再訪です。

猛暑で躊躇っていた低山ですが、早朝に御岳山のロックガーデンだけを周回してみようと思いました。

行程

御岳駅からバスでケーブル下に移動し、更にケーブルカーで滝本駅から御岳山駅に行きました。

御岳山駅 → 御岳ビジターセンター → 神代けやき → 長尾平分岐 → 天狗岩 → ロックガーデン → 天狗の腰掛け杉 → 神代ケヤキ → 御岳山駅

午前8時40分にケーブルカーの駅である御岳山駅を出発です。

御嶽神社付近まではちらほらと人がいましたが、長尾茶屋を過ぎた辺りからはハイカーの姿もなく、静かな道を歩きます。

当日の早朝まで台風が関東に接近していたため、強風や足元が悪いのではと気になっていましたが、風もほぼなく、また地面も殆どの所は乾いていて、雨が降った様子もありませんでした。

右手に沢が現れましたが、とても水が少なく細い流れがあるのみです。

最後まで沢の水は少な目でした

少し日が高くなり、森の中に陽が差し込んでくると木の葉や岩の苔がキラキラと輝きます。

ロックガーデンエリアに入っても、沢の水は少ないままです。苔も乾燥気味です。

途中のベンチで少し休憩です。

今回は暑さを想定して、凍らせたゼリーを持参してみました。YourTubeでみかけた”山のお供”を真似してみましたが、程よく溶けてシャリシャリした冷たい触感が暑くなり始めた体に心地よく入っていきます。

ここで初めて後続のハイカーに出会いました。

木漏れ日が広がっていく中、歩き続けるとあっという間に綾広の滝に到着です。歩き始めて45分ほどです。

滝の水は細く、頼りなげに落ちていきます。滝つぼも小さくなっています。

水量の少ない頼りなげな滝でした

綾広の滝から登り返すころには気温が上がってきましたし、日差しも強くなってきました。風が吹けば涼しく感じますが、斜面の方角が変わって風が止まると汗が吹き出してきます。

長尾茶屋に戻り、ここで再び休憩です。この休憩では冷やして持ってきていた”プチトマト”とウィダーインゼリーでビタミン補給です。

事前の計画では、ロックガーデンを周遊した後、門前の宿坊の一つである”山香荘”でラジウム温泉に入り、手打ちそばをいただいて帰る予定でしたが、歩くペースが速かったため、開店の時間よりもはるかに早く戻ってきてしまい、今回は断念してこのまま下山することにしました。

2時間半ほどの短いハイキングでしたが、早朝のロックガーデンはひっそりとして清々しく、少しの間だけ東京の”危険な暑さ”を忘れることができました。

気温が高いため景色もぼんやりしています