青梅丘陵ハイキングコース

低山ハイク

雷電山をはじめ5つのピークを巡る青梅丘陵ハイキングコースです。近々、奥穂高岳に登る友人のトレーニングに同行しました。

行程

軍畑駅 → 榎峠登山口 → 雷電山 → 辛垣山 → 物見山 → マスガタ山 → 三方山 → 矢倉台 → 青梅駅

軍畑駅に到着したのが12:01。お昼からのハイキングになりました。一面の曇り空。お天気がもちますように…。

軍畑駅から徒歩で登山口に向かいます。高水三山への登山口を通り越した先に葉っぱに覆われて榎峠登山口がひっそりとあります。

登山道に入るといきなりの急登があり、木の根が美しい階段状になっているところを登り、丸太の階段を登り、尾根を渡り、を繰り返して最初のピーク、雷電山の山頂(494m)に着きました。

山頂にはベンチもあり、既に13時を少し回っていたのでお昼を食べて一休みしました。後から3名ほど登山者が登ってきましたが、この日は湿度が高く、皆さんここで一休みです。

今回このコースを選んだのは、前回晩秋の頃に来た時にお会いした登山者が、冬の間に夏山へ向けてのトレーニングコースにちょうど良いと言っていたのを思い出して、奥穂高岳に行く友人と来てみました。標高は500mにも満たない低山ですが、コースのほとんどがアップダウンの繰り返しで体力づくりには最適?、結構キツイです。この日は湿度も高く、途中で給水タイムを何回もとりながら歩きました。

体力を奪うコースですが、途中木々の間からふと遠くの山々がみえたり、足元では得たいの知れない獣が掘ったような穴があったり、マムシグサの実を見つけたり、ホタルブクロが一輪だけ残っていたり、真っ黒な20cmほどの蛇が横切ったりと、色々な発見ありのコースです。

山頂標識

雷電山の山頂の標識はきれいで、下には何故かお立ち台もありましたが、ハイキングコースを進むにつれて、山頂標識が手書きになり、木の枝に吊るされ、マスガタ山に至っては見落としてしまいそうな小さなプレートが枝にかかっていましたし、三方山の標識は文字が消えてかかっていて、標高も僅かに読みとれる木製のプレートが木に寄りかかっていました。新しく美しいコース標識に比べて山頂には味わい深い標識たちがありました。

よーく見ると・・・
山頂標識でした
標高は・・・

辛垣城跡登り口の標識に沿って辛垣山山頂まで登り、その先から本線に合流すべくあえて「急坂」を選びましたが、辛垣山山頂から先は通行止めになっており、登り口の標識まで引き返すことになりました。 

獣も怖いけど、もっと怖いのは…

矢倉台の東屋に到着し、生い茂った木々の間から山々を望み、後は舗装路を下山です。しかし、ここから予期せぬ事態が。

蚊の大群に囲まれ防虫スプレーも効かず、ずっとタオルで払いながら下りる事態になりました。

昨年同じ頃に狭山湖トレールでも蚊の大群に襲われて怖い思いをしましたが、この時期は地域によって蚊の大群がいることを改めて思い知らされました。因みに、どこかに紛れ込んでいた1匹を自宅まで持ち帰ってしまったようでした。(成敗いたしました)

青梅市内に下りてきた時は既に17時近くになっていました。「青梅麦酒」というクラフトビール専門店でビールとフィッシュアンドチップスで一日を締めくくりました。

エピローグ

私にとっては2回目の青梅丘陵ハイキングコースでしたが、ハイキングコースとは思えないほどがっちりと歩いて、登って、下るコースであると再認識。晩秋の頃はふかふかの落ち葉の上を歩くコースでしたが、また違った表情を見せてくれました。

最後まで雨にも降られず、また曇天だからこそ暑さも程よい一日でした。