あじさい山の正式名称は「南沢あじさい山」です。そして南沢とは個人のお名前がその由来です。
東京都あきる野市にある南沢あじさい山は南沢忠一さんという方がご両親が眠るお墓への道をお花で飾りたいと、あじさいの苗を20本植えました。それから50年間、たった1人で植え続けて1万本まで増えました。忠一さんが亡くなった後は地元の若者がその志を継いで「あじさい山」を守っています。あじさいも1万5千本にまで増えました。
毎年6月から7月にかけてあじさい祭りが開催されます。(時期はその年によって異なります。あじさい祭りを含めて南沢あじさい山の詳細はこちらをご覧ください)
7月12日(日)、あじさい祭り最終日に南沢あじさい山から金比羅山を巡ってきました。
武蔵五日市駅から南沢あじさい山までは徒歩で40分ほどです。道中には道案内の標識がありますし、あじさい祭り期間中は更に大きな案内板もあります。
あじさい山の手前にはあきる野市の自然人村という所があります。宿泊、バーベキュー、サウナや自然を体験できるアクティビティが楽しめる場所ですが、ここを運営している株式会社do-moは現在あじさい山を管理している会社でもあります。
あじさい祭り期間は入口の受付があり、入場料を収めてから入ります。
山一面の、様々な種類のあじさいを楽しみがらなだらかな山を登って行きます。
道沿いには忠一さんのご両親、そしてご本人のお墓があります。忠一さんが望んだように、あじさいに囲まれています。
途中にある少し高い場所の展望台からは群生するあじさいを一望することができます。山の木々の間も一面のあじさいでとても見ごたえがあります。
あじさいの色も種類も様々でです。この日は曇り空で梅雨明け直前でしたが、梅雨の時期、雨に濡れたあじさいたちはさぞかし活き活きとしてきれいだろうと思いました。




あじさいの山の奥には”ここからは登山道”の標識があり、金比羅山に向かう登山道が続きます。山頂の標高が468mの金比羅山へは、殆ど急登もなく穏やかな樹林帯です。木々のあいだから周囲の山並みが見えます。
まだ梅雨明けしていなかったこの日、山の中ではキノコが生えていました。その中でもオレンジの手のひらよりも大きなキノコや真っ白い、傘が外側に沿っているキノコなど、めずらしい物もありました。



途中迂回路があり、その迂回路から元の道に合流する地点に「金比羅山」と書かれた矢印があったのでそちらに進みました。ところが、気づくと金比羅山の山頂を通り越しています。来た道を戻ると、木の裏側に「金比羅山」の矢印があります。そこを登って暫く行った所で山頂を発見しました。
しかし、どう考えても迂回路から山頂に登ってくる道は無かったように思えたので、逆を辿ってみました。すると、迂回路から合流したところにあった「金比羅山」の矢印をその通りに真っすぐ行くのではなく、左に登っていかなければならなかったのです。矢印のポイントミスだと思います。
戻って”発見”した山頂ですが、展望は無く、木に「金比羅山 468m」の札がかかており、その足元には誰かが石に書いたお地蔵様が2つ、置かれていました。


金比羅山から5分ほどの所に琴平神社があります。境内には東屋もあり、ゆったりと休憩ができます。その先にももう一つ東屋があり、こちらは展望台になっています。ここからの景色はこの日一番の絶景でした。

ここから下ると住宅街に出ます。後は武蔵五日市駅に向かいます。今回のコースは僅か2時間半、6.6㎞でした。
下山後の昼食は、地元の名店、寿庵忠左衛門でお蕎麦をいただきました。絶品の胡麻汁そばで満腹になり、体も冷えてこの日の登山は終了です。


このコースは春や秋にも楽しめそうです。軽いハイキングには良い散策路として再度登ってみたいと思いました。
今回の動画をInstagramに掲載しています。そちらもご覧いただければ幸いです。あじさい山・金比羅山

