南高尾山稜トレッキング

低山ハイク

2023年3月末, モンベル主催の「登山ガイドと行く南高尾山稜トレッキング」に参加しました。

コースと装備

行程は東京都と神奈川県の県境を辿る行動距離約9km、行程時間およそ6時間半。

標高536mから364mの低山のピークを6つ縦走します。

高尾山口駅 → 大垂水峠手前(タクシー移動) → 大洞山 → コンピラ山 → 中沢山 → 入沢山 → 泰光寺山 → 草戸山 → 草戸峠・四辻経由 → 高尾山口駅

荷物は雨具と行動食を少々とお昼、お水500mlと水筒に温かいお茶、着替えと備品を用意しました。重さは4kg弱でした。

今回のハイライト

曇り空ではありましたが山桜が満開で、まだ枯れ木もある中、緑の木々の間にぽつぽつと薄紅色の山桜が美しく、所々で足を止めて風景を堪能しました。お昼を摂った休憩所ではそよ風にのって傍らの桜の花びらがはらはらと舞ってとても趣がありました。また、この時期はスミレが咲き始めていて、ガイドの方の説明を聞きながら色々な種類のスミレを見ることができました。

途中の休憩所には、地元の方特製?のリュック掛けやチェーンソーアートもあり楽しめました。

高尾山口駅に向かうラスト30分で雨が降り始めました。初めてリュックカバーを掛けてみました。山歩きでは当然の事ですが、以前に雨が予想できず雨具やカバーをリュックから出せず(一番底に埋もれていたため…)濡れて戻ったことがありましたが、今回は直ぐに対応できたと思います(自慢にならないのは重々承知です)。

エピローグ

「高尾山を登りつくす」の一環で、今回は良いタイミングでツアーがあったため参加してみました。

登山ガイドの方と歩くトレッキングでしたので、コースや休憩場所などの心配なく歩くことができました。難しいコースではありませんでしたが、アップダウンを繰り返しながら6つのピークを越え、途中に分岐も多くある長めの行程でしたがガイドの方もいらしたので安心してトレッキングができました。

東京都と神奈川県の県境を意識してみると、歩いているのは感覚としては東京都ですが、見える景色は神奈川県の相模川、津久井湖、城山湖、そして終盤はなぜか一部が東京都町田市という面白いルートでした。

お天気が安定しない日が続いていましたが、この日は運良く午前中は日差しもあり、気温も20℃を越えて歩いていると暑いと感じるほどでした。

最後は雨になりましたが、それも良い経験になったと思います。

何事も経験です