新しい近場の低山を開拓してみたくなり、関八州見晴台を登ってみました。
行程 11.6km 5時間40分 のぼり803m くだり868m(YAMAP山行記より)
西吾野駅 → 高山不動パノラマコース登山口(通過点) → 高山不動尊萩の平コース登山口 → 石地蔵 → 高山不動尊 → 関八州見晴台入口 → 丸山 → 関八州見晴台(高山不動尊奥の院) → 花立松ノ峠 → 傘杉峠 → 顔振峠(平九郎茶屋) → 吾野駅
森林歩きが多い青梅、奥多摩の山ですが、山名の通り、山頂からは関八州が見渡せる眺望の良い山、かつ途中の景色も良いとあったので登ってみました。
関八州とは武蔵国、相模国、安房国、上総国、下総国、常陸国、上野国、下野国の八州です。
また山の中腹には高山不動尊があり、山頂には高山不動尊奥の院があります。
桜には少し遅い時期でしたが、咲き始めた花々を愛でながらの登山です。
西吾野駅を午前8時前にスタートしましたが、登山者の姿は無く、久しぶりに静かなハイキングコースです。暫くは住宅街の舗装路を歩きます。
途中で高山不動パノラマコース登山口への分岐がありますが、そこは分岐に入らず直進し、小さな橋を渡ると高山不動尊萩の平コース登山口です。ここから山道に入ります。
杉林の間のなだらかな登山道を歩くと、所々にお地蔵様や石碑が建っています。大きく開けたところはありませんでしたが、尾根に出れば遠くに山並みが見えます。北斜面が多いためか、花も殆ど咲いていません。
急登もなく、ゆったりと歩くこと1時間ちょっとで高山不動尊の大イチョウがある広場に到着です。
遠くからでも目を引く大イチョウの木は埼玉県の天然記念物に指定されています。
冬の間に葉を落としたイチョウの木ですが、既に小さな葉がでてきています。指先ほどの小さな葉ながら、その形は既にイチョウの葉です。それがとても愛くるしくて見入ってしまいました。
大イチョウの木がある所から高山不動尊の本殿までは140段あまりの急登の階段を登ります。一段の幅が狭く、斜度がとてもきつく、上が見えないほどの急階段が延々と続きます。この日一番の難所です。
階段の上には立派な社殿がありますが、この日は中を見ることはできませんでした。社殿の横には東屋があり、ここで休憩ができます。
社殿の横から奥の院(関八州見晴台)に向かう道が続いています。








この辺りから斜面の方角が南・東に変わるため、スミレなどのお花が姿を現します。竹林も多く、竹の子が小さな頭を出しています。ミツバツツジも艶やかな花を咲かせています。
舗装路を横断しながら登って行くと、「関八州見晴台入口」の立派な石碑が建っています。山頂も間近です。
最後はミツバツツジが咲くビクトリーロードのような道を進むと展望が開けて見晴台に到着です。そして高山不動尊の奥の院のお社があります。
この日は気温が高く、霞んでいて遠くの山は判別できませんでしたが、その山容から武甲山は確認できました。










下りは花立松ノ峠、傘杉峠と少しばかりのアップダウンを繰り返しながら下っていきます。道は整備されており、危険な箇所はありません。
南・東側斜面のため、お花もそして新緑もキラキラしています。また、終わり間近の桜の花びらがハラハラと舞って美しい風景です。






顔振峠には平九郎茶屋があります。この日はこの茶屋でお昼を予定していました。
表の看板に季節限定メニュー、「タラの芽の天ぷら」と書いてありました。頼んだのはもちろんタラの芽の天ぷらとざるそばです。
突き出しにゼンマイを出していただきました。ご年配の女店主が揚げてくれたタラの芽の天ぷらは春の苦みが体に染みわたる美味しさです。あっという間に完食です。美味しくいただきました。



展望の良い道を更に下り、森に入ればもう終点は直ぐそこです。





最後に登山道脇でウラシマソウを見つけました。前回の高尾山花巡りの際に森林インストラクターに葉っぱの特徴とミミガタテンナンショウとの違いを教わっていたので見つけることができました。覚えたことが役立つのはちょっと嬉しいことでした。


このコースは駅から登って駅に下りられる足場の良いコースです。平日ということもあり、往復でも数人にしか会わず、静かにのんびりとした山行になりました。


今回の動画をInstagramに掲載しています。そちらもご覧いただければ幸いです。関八州見晴台
