10. 脱ステロイド 6ケ月

well-being
季節は巡り梅の花

2023年8月22日からステロイド使用を止めて6ヵ月が経ちました。

デュピクセントの効果について

脱ステロイドから6ヵ月、デュピクセントの投与から3ヵ月です。

脚・お腹

前回同様、湿疹も痒みも全くありません。

背中

前回同様に肩甲骨周りにやや痒みが残っていますが、触った皮膚の感じがなめらかになってきています。その他の背中についてはやや皮膚が黒ずんではいますが問題はありません。

首とデコルテ

首からデコルテにかけてやや赤みと湿疹が残っていますし、皮膚の表面がまだブツブツしています。しかしながら軟膏を使用するほどでもなく、ここ2週間ほどは塗らずにすんでいます。あまり自覚はありませんが肩のあたりが痒いようで、気付くと掻いていることが多いです。

左目の下に湿疹のような赤みがありますが、痒みはありません。時折目が痒くなる時には処方された点眼薬を使用しています。また、あごに沿って痒みがあることがあります。

手・腕

今一番痒みがあるのは脇の周囲です。湿疹もあり毎晩軟膏を塗っていますが、なかなか治りません。肘の内側も治ったかと思うと痒くなり湿疹が出る状態を繰り返しています。

手の甲は、まだ表面が硬く荒れていますが、ひび割れもできず、改善が感じられます。また目立つ場所なので周囲の人からも「良くなったね」と言われます。

落屑

多少の落屑が見られますが日々その量は減ってきています。毎日の着替えや洗濯の際に落屑の量をチェックしていますが、ここ2週間でグッと減ってきています。

日焼け

2月に入ってから山登りを再開しました。医師からは日焼け止めを塗ってはダメです、と言われています。以前は山登りの後に湿疹が出て顔が腫れることもしばしばだったので少し心配でしたが、翌日になっても湿疹も肌荒れも起こりませんでした。ただし、日焼けはしました。このまま日焼け止めなしで続けたらきっと真っ黒になってしまいそうです。今後、医師との相談が必要と感じています。

睡眠

痒みで目が覚めることは週に1度くらいになりましたが、痒み(当初は痛みも)が原因で起きていたことが習慣化してしまい、寝そびれることがしばしばあります。これに関しては自覚をもって自分で修正していかなければならないと感じています。(翌日が山歩きの時はちゃんと早寝早起きできています!我ながら身勝手と思います)

このまま正常な肌に戻ってくれることを期待しています。そのためにも、以前のようにウォーキングや山登りをして日常の様々な場面の中で湿疹や痒み、皮膚の変化を観察しています。

雪残る高尾山から山登り再開。楽しくて翌週には景信山へ。

最初に購入した6本のデュピクセントを全て使い、先日また新たに6本購入しました。デュピクセントの使用と不使用を並べて比べることはできませんが、効果あり、と考えるのが妥当だと感じます。

使用済みのペン型注射器は薬局で回収してくれます

この記事を書いている時点でステロイドを止めてから186日、長い長い6ヵ月でしたが、徐々に日常が戻ってきているという実感がやっとでてきました。

やっと戻れた山歩き。この雪景色は感慨深い。
小さな春がやってきました

この間支えていただいた知人・友人そして何よりも家族にはとても感謝しています。